こんにちは、望月です。
今回は「アメイジング・スパイダーマン2」について解説します。
「アメイジング・スパイダーマン2」はこんな映画です。
- 新たに出演者・スタッフを入れ替えた新しいスパイダーマンシリーズの2作目です。
- 今作でこのシリーズは終わり、マーベルの世界観と共有した別の新しいシリーズが始まります。(またかよ…。)
- 今作ではピーターの親友・ハリー・オズボーンが登場します。
- 今回の敵は電気を操る怪物・エレクトロ(元は善良なスパイダーマン好きだった)とグリーン・ゴブリンです。
- ラストは必見です。
- 142分の長編です。子どもは飽きてしまうかもしれません。
「アメイジング・スパイダーマン2」の基本情報
- 監督:マーク・ウェブ
- 脚本:アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
- 製作:アヴィ・アラッド、マシュー・トルマック
- 出演:アンドリュー・ガーフィールド(ピーター・パーカー/スパイダーマン)、エマ・ストーン(グウェン・ステイシー)、ジェイミー・フォックス(マックス・ディロン/エレクトロ)、デイン・デハーン(ハリー・オズボーン)、キャンベル・スコット(リチャード・パーカー)
あらすじ
リチャードのビデオ記録
14年前、ピーターの父・リチャード・パーカーは自身が開発した蜘蛛のサンプルを悪用されることを恐れ、
サンプルを消そうとしていました。
しかし、なぜか消すことができず、何かをビデオに記録しました。
そして、妻のメアリーと共にピーターと離れ、家を出ることになりましたが、
リチャードは何者かによって飛行機で命を奪われ、その飛行機は墜落してしまいました。
しかし、リチャードは死ぬ直前にどこかにあるデータを送っていました。
高校卒業後のピーターとグウェン
話は現在にうつり、ピーターとグウェンは高校を卒業することになりました。
ピーターは相変わらずスパイダーマンとしての活動を続けながらも、グウェンと付き合っています。
しかし、前作でグウェンの父・ステイシー警部から言われた「グウェンには近づくな」という言葉が忘れられず、ピーターはもやもやしています。
一方で、オズコープで働く電気技師のマックスは会社に貢献しているが、あまりいい扱いを受けていませんでした。
彼は、以前、スパイダーマンに助けられたことがあり、その時から熱烈なファンになっていました。
エレクトロの誕生
ある日、雑用を押し付けられ、その作業中に彼は、デンキウナギのいる水槽に落ちて、全身大火傷になりました。
オズコープはこれを隠蔽しようとしていましたが、
隔離されていたマックスは電気を操る力を手に入れました。
彼は電気を操る怪物・エレクトロとなったのです。そして、オズコープを脱出し
タイムズスクエアでまだコントロールできない力を試してみます。
それが市民に悪影響を受けてしまい、警察が出動する事態になります。
そこにスパイダーマンも駆けつけましたが、警官の誤発射と自分を助けたことを全く覚えていなかった彼に
腹をたて復讐することを決めました。
グリーンゴブリンの誕生
その一方で、ピーターの親友・ハリー・オズボーンは父親と同じ病気にかかり、
余命わずかでした。スパイダーマンの自然治癒能力が欲しくて
スパイダーマンの血を分けてくれないかとピーターに頼みます。
ハリーはピーターがスパイダーマンと知り合いであると思ったからです。
しかし、ピーターは危険だと判断し断ります。
断られたハリーはオズコープから蜘蛛の毒素を自信に注入しました。しかし、それは上手くいかず
自らを怪物・グリーンゴブリンになってしまいます。
ハリーは血を分けてくれなかったスパイダーマンに復讐することにしたのです。
ラスト
エレクトロとグリーンゴブリンはスパイダーマンに襲撃します。
グウェンもそれを手助けします。
しかし、グウェンがグリーンゴブリンに攻撃を受け、建物から落下します。
スパイダーマンは必死に蜘蛛の糸を出し、グウェンを助けようとしますが、
グウェンは地面に頭を強く打ち付けて、死んでしまいます。
戦いには勝ちましたが、愛する人が亡くなり、ピーターはスパイダーマンとしての活動を辞めてしまいます。
その5ヶ月後、ピーターはグウェンが卒業式で発表したスピーチやメイおばさんの言葉で
ピーターは立ち直り、またスパイダーマンとして街を守ることを決め
凶悪犯と戦うのでした。
「アメイジング・スパイダーマン2」の感想
「アメイジング・スパイダーマン」の続編として公開された「アメイジング・スパイダーマン2」
よりピーターの父に関する謎が判明していきます。
作中で分かったのは、ピーターがスパイダーマンになるきっかけとして噛まれた蜘蛛は
父親によって作られたものということです。
もう偶然ではないです、運命です。
そして、親友が敵になってしまうのも「スパイダーマン」という作品の中での運命です。
全てはオズコープを中心に仕組まれたことなんだと観ていて思いました。
そして、衝撃的なのはグウェンの死。
助けようとしたが、助けられなかった。
もう、前作でのグウェンの父親が言った「グウェンに近づくな」が思い出され、あれは予言なんじゃないかと思わせます。
その後に公開されるアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」では
パラレルワールドの沢山のピーター・パーカーが出てきますが、全てのピーターが愛する人と別れる運命にあると言われています。
出会いと別れを繰り返し、ピーター・パーカーは成長していくんでしょうね。
しかし、ここでこのシリーズは終わって、また新たにマーベルの他のヒーローたちと世界観が共有された新しいシリーズに繋がっていきます。
やむを得ない事情ですが、中途半端に終わった気がします……。
「アメイジング・スパイダーマン」のまとめ
映画「アメイジング・スパイダーマン」はこのような映画です。
- 新たに出演者・スタッフを入れ替えた新しいスパイダーマンシリーズの2作目です。
- 今作でこのシリーズは終わり、マーベルの世界観と共有した別の新しいシリーズが始まります。(またかよ…。)
- 今作ではピーターの親友・ハリー・オズボーンが登場します。
- 今回の敵は電気を操る怪物・エレクトロ(元は善良なスパイダーマン好きだった)とグリーン・ゴブリンです。
- ラストは必見です。
- 142分の長編です。子どもは飽きてしまうかもしれません。
実写のスパイダーマンシリーズの中でも一番ピーターにとって失うものが大きい作品だと思います。
コメント