こんにちは、望月です。
今回は、映画「ゴーストバスターズ(2016年)」についてお話しします。
「ゴーストバスターズ(2016年)」はまとめると
- 1984年に公開された「ゴーストバスターズ」のリメイク作品です。
- 元祖の「ゴーストバスターズ」を観たことがなくても楽しめます。
- 主人公は理系の女性たちです。
- 吹き替えが友近と渡辺直美が出てるので、コントっぽいです。
- ちょっと怖い風貌のゴーストがいますが、トラウマになるほどではないと思います。
という映画です。
「ゴーストバスターズ(2016年)」の基本情報
- 監督:ポール・フェイグ
- 原作:「ゴーストバスターズ(1984年)」
- 脚本:ポール・フェイグ ケイティ・ディポルド
- 音楽:セオドア・シャピロ
- 撮影:ロバート・D・イェーマン
- 出演:クリステン・ウィグ(エリン:声 友近)
- メリッサ・マッカーシー(アビー:声 渡辺直美)
- ケイト・マッキノン(ホルツマン:声 朴路美)
- レスリー・ジョーンズ(パティ:声 くじら)
- クリス・ヘムズワース(ケヴィン:声 森川智之)
- ニール・ケイシー(ローワン:声 岩田光央)
「ゴーストバスターズ(2016年)」のあらすじ
最初の事件と依頼
とある観光スポットとなっている屋敷でスタッフが幽霊に襲われる事件がありました。
一方で、エリン・ギルバートはコロンビア大学で教鞭をとっており、終身雇用を目指していました。
そこに一人の男性がやってきて、かつてエリンが執筆に携わった本を持って幽霊退治の相談を持ちかけられます。
その本は、エリンと彼女の旧友であるアビーと一緒に執筆した幽霊に関する書物でした。
エリンはこの書物が大学に知られると終身雇用されなくなってしまうので隠したかったのです。
大学に知られそうになり、苛立つエリンはアビーに会いに行きます。
アビーは別の大学で幽霊の研究をしており、そこには仲間のホルツマンという女性も一緒に研究していました。
終身雇用の邪魔になる書物を公表したくないエリンと数少ない収入源である書物を公表したいアビーは衝突しますが、
エリンに持ちかけられた幽霊退治についてアビーはエリンを無視して強引に幽霊が現れたという屋敷に向かいます。
エリンたちは幽霊に襲われたスタッフに話を聞き、屋敷の中に入ります。
そこで、幽霊に遭遇し、エリンたちは興奮します。
エリンは幽霊に会話を試みましたが、幽霊がエリンにヘドロのような液体を吐いて屋敷から去りました。
その一連の屋敷での出来事をホルツマンがビデオで撮り、ネットで公表してしまいました。
その結果、エリンは大学から終身雇用どころかクビにされます。
エリンはアビーとホルツマンの元に行き、2人の大学で幽霊の研究を援助してくれないかとお願いするも
2人もクビにされてしまいました。
エリンたちはアビーのコネである中華料理屋の上を幽霊退治の事務所にしました。
新しい仲間
そこで、事務員を募集するのですが、やってきたのはイケメンだが天然で事務仕事ができなさそうな
ケヴィンという男性でした。
ケヴィンはエリンにとってタイプの顔なようで独断で、そして即決採用しました。
そして、もう一人、事務員の応募でない女性がやってきました。
彼女はパティという女性で、幽霊を目撃したことを話にきました。
パティは地下鉄の駅で受付をしていました。
そこで、線路内に男が入っていくのを見かけたので、追いかけて線路内に行くと、
そこで幽霊を目撃し逃げました。
その話を聞いたエリンたちは幽霊を目撃したという地下鉄の線路内に行きます。
そこには、ホルツマンの開発した幽霊を捕獲できる銃を持っていきました。
そこで、幽霊に遭遇し、捕獲しようとするも失敗してしまいます。
幽霊は地下鉄の電車にぶつかり、逃げていきました。
どうやら、ホルツマンの捕獲銃はまだ改良が必要なようです。
そして、彼女たちが幽霊を退治しようとする裏で、
パティが線路内で見かけた男性は勤務しているホテルで良からぬことを企んでいました・・・。
首謀者
捕獲銃の改良と幽霊の出現の分析をするうちに、エリンたちは一連の騒動を起こしている張本人に近づいていきます。
その張本人というのはローワンという男性で、幽霊が見える自分を虐めていた人たちや世間全体に向けて復讐のために
勤務先であるホテルに作った装置で幽霊を解き放とうとしていました。
エリンたちは彼と対峙します。
アビーが説得するも、ローワンは装置のスイッチをいれましたが、感電死し、
アビーが急いで幽霊が解き放つ前にスイッチを切ります。
これで幽霊を解き放つのを阻止し、一件落着となり、エリンは一人、事務所から離れました。
エリンは一人で考えていました。
ローワンがあっけなく死んでしまったこと・・・。エリンはあることに気づきました。
まだ、ローワンの計画はまだ終わっていないことを。
一方、アビーたちは事務所でお祝いムードでした。
しかし、アビーが一人になったとき、幽霊となったローワンに取り憑かれてしまい、
ホルツマンとパティを攻撃します。2人はアビーの中にいるローワンを追い払おうと、顔をビンタします。
すると、ローワンの幽霊はアビーから出て、ケヴィンに乗り移りました。
そして、幽霊を解き放つ装置のあるホテルにバイクで向かっていきました。アビーたちも追いかけ、
エリンもアビーたちと合流しようとします。
大騒ぎ
アビーたちは取り憑かれたケヴィンに追いついたものの装置のスイッチを入れてしまい、
幽霊たちが町中に解き放ち、大暴れしてしまいました。
エリンがそんな状況の中アビーたちと合流し、ホルツマンが改良した装置で幽霊退治を始めます。
改良した装置で上手く退治できていましたが、ローワンはケヴィンから出て、白い物体の中に入り、巨大化していきます。
巨大化したローワンはホルツマンの装置では倒すことができませんでした。
そこで、エリンたちは爆弾を積んでいる事務所の車を幽霊を解き放つ装置にできていた渦に突っ込めば渦の流れが変わり、幽霊を吸い込んでくれるのではないかと思いつきます。
結果、渦の流れは変わり、解き放った幽霊やローワンは吸い込まれていきました。
しかし、ローワンが吸い込まれたと同時にアビーが捕まってしまい、アビーも渦に吸い込まれてしまいました。
ラスト
エリンが腰にロープを巻き付け、アビーを渦から助け出そうと動きました。
そして、アビーを渦の中で見つけ、エリンは外へ引き戻すことができました。
これで、街にまた平穏が訪れました。
政府はエリンたち、ゴーストバスターズを公には認めてはいないものの
彼女たちを信じている者もいて、その人たちから
「I LOVE GB(ゴーストバスターズ)」とメッセージが送られました。
「ゴーストバスターズ(2016年)」の感想
吹き替えで観るとコントの世界
「ゴーストバスターズ(2016年)」を僕は吹き替えで観ました。
吹き替えではエリンは友近、アビーを渡辺直美が
劇場の外でリポートしている女性をしずちゃん(南海キャンディーズ)が、チョイ役のホテルのフロント係を椿鬼奴が演じており、
女芸人が吹き替えに入っているので、コントを観ているようです。
(それを良しとしてみるか、良くないと思ってみるか分かれるところでもあります。)
自分の計画のために死ぬローワン
ローワンは幽霊が見える自分をかつて虐めていた人類に対して、復讐としてゴーストを解き放ち大混乱を起こそうとします。
そして、ゴーストバスターズに追い詰められて、自決しますが
それも計画の内で自らゴーストになり、他人に乗り移るという行動に出ます。
いやぁ、計画を遂行したいからといって、自ら死を選ぶなんて
ヤバいやつだなって思います。アビーも「あんた、ヤバいね。」って言ってたような・・・。
僕ならできません。死にたくないもの・・・。
終盤のゴーストがパリピ感ある
ローワンが全てのゴーストを解き放つところではゴーストたちが大暴れして、街をメチャクチャにするわけですが、
車で爆速で走り回るのとかをみると、やっていることは調子に乗ったパリピDQNと何ら変わらない印象があります。
おそらく、「何でこんなに動き回れるようになったが知らねぇが、久しぶりに動き回って暴れまくるぜ!」という気持ちになっているのかもしれません。
まとめ
映画「ゴーストバスターズ(2016年)」は理系のオタク女性チームが
悪さをするゴーストたちに立ち向かうホラーコメディ映画です。
ゴーストが題材ですが、そんなに怖くないので子どもでも安心して観ることができると思います。
登場人物は皆個性的で、クセのあるキャラクターで観てて退屈しない映画です。
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