どうも、望月です。
今回は、ドリームワークスのアニメ映画「ヒックとドラゴン」について
お話します。
この映画はまとめると
- 冒険ものやドラゴンが好きな人におすすめ
- 子どもも大人も楽しめる
- バイキングのいる島が舞台で、ドラゴンが襲撃しにくる
- 一人の少年と、一匹のドラゴンの出会いによって大きく変わる
という映画です。
「ヒックとドラゴン」の基本情報
- 監督:ディーン・デュボア、クリス・サンダース
- 原作:クレシッダ・コーウェル
- 製作:ボニー・アーノルド
- 音楽:ジョン・バウエル
- 出演者:ジェイ・バルチェル、ジェラルド・バトラー
「ヒックとドラゴン」のあらすじ
ここはバーク島
あるところに、バーク島というバイキングたちの住む島がありました。
そこは、よくドラゴンが餌を求めに襲撃してくる島でした。
島に住むバイキングたちは襲撃されてはやっつけていました。
そこに住む少年・ヒックはそんなバイキングたちに憧れ、
自分もドラゴンをやっつけようとしますが、
ひ弱な体なため、やっつけるどころか危険な目に遭ってしまうことが多々あります。
父であるバイキングのリーダー・ストイックに呆れられていました。
ヒックは、ストイックの友人で鍛冶屋をやっているゲップにものづくりについていろいろ教わっていました。
ドラゴンを倒すのに上手く行かず落ち込むヒックに
ゲップは「お前さんなりの戦い方があるさ」と励ましますが、
ヒックはその言葉が信じられずにいました。
しかし、ヒックは自分なりの戦い方を考えて、鍛冶屋で教えられた知識と経験を活かし
ドラゴンを打ち落とす武器を作ります。
そして、またドラゴンが襲撃にきたときに、ヒックはその武器を使って
一匹のドラゴンを打ち落とすことに成功しました。
ヒックとドラゴンの出会い
打ち落としたドラゴンを探しにヒックが森の中に行くと
黒いドラゴンがいました。
そのドラゴンは、ナイト・フューリーと呼ばれる種類のドラゴンで
バイキングたちの間では、絶対に倒せないため戦うべきでないドラゴンとして
認識されていました。
打ち落とされ弱っているドラゴンにヒックは近づきます。
ヒックは殺そうとしますが、殺すことができませんでした。
ヒックは逃がします。
バイキング見習いたちと訓練を始める
ストイックがヒックにドラゴンを倒す訓練に参加しろと言います。
しかし、ドラゴンを殺すことができなかったヒックは
行くことに躊躇しますが、なくなく参加することになります。
ゲップが訓練の教官となり、バイキングの見習いたちと一緒に訓練をします。
一緒に訓練するのは
屈強だが、自惚れ屋で考えるよりも体が動いてしまう少年・スノット
大柄でドラゴンの生態に詳しいが実践でそれを活かせない少年・フィッシュ
双子の兄妹で、よくケンカしあっているタフとラフ
クールでヒックの憧れである少女・アスティ
です。
彼らと一緒に参加することになったヒックでしたが、もともとひ弱なので
訓練でいい結果を残せません。
ある日、ヒックが一人でいると、あの時殺せなかったドラゴンが来ました。
ドラゴンとの再会
あのとき逃がしたからかドラゴンはヒックに襲ってきません。
よく見てみると、しっぽのヒレが一部欠けていて、上手く飛べていなかったのです。
ヒックはこれを見て、自分の発明で上手く飛べるようにしようとします。
そして、そのうちドラゴンと仲良くなり
そのドラゴンにトゥースと名付けます。
ヒックはトゥースに自ら発明した開閉ができる人工的なヒレを作り
上手く飛べるよう練習させます。
そのうちに、ドラゴンの生態や弱点をどんどん知ることができたヒックは
ドラゴンの訓練でそれを活かし、いい結果を残していきます。
急にいい結果を残すヒックにアスティはライバル視し、どこか不審に思います。
アスティはこっそりヒックを尾行します。
そして、ヒックがトゥースと飛ぶ練習をしているところを目撃します。
アスティは最初戸惑いましたが、ヒックの説得によって
トゥースのことを認めてくれました。
そして、トゥースは次第に飛行が上手くなり、
ヒックとアスティをあるところに連れていきます。
ドラゴンが島を襲撃する理由
トゥースはヒックとアスティを背中に乗せ飛びます。
その先にはたくさんのドラゴンがいました。
そこで、あるドラゴンがそれよりも何十倍と大きい巨大なドラゴンに
食べられてしまっていました。
どうやら、あの巨大ドラゴンに他のドラゴンたちは島で襲撃した際に
手にした餌を奉仕していて
気に入らなければ、ドラゴンごと食べられてしまうという残酷なものでした。
それを見たヒックとアスティはドラゴンに対する考え方が変わります。
公にトゥースの存在が知られてしまう
ドラゴンたちのことを知ったヒックは最後の訓練で
ドラゴンは悪者ではないことを示そうとしますが
理解してくれません。アスティも助言しますが聞き入れてくれませんでした。
そして、トゥースがヒックを助けようとそばに来てしまいます。
このとき、初めて公の前にトゥースが現れることになりました。
バイキングたちはトゥースを捕まえます。
トゥースを解放してほしいヒックはついストイックに
あそこで見た巨大なドラゴンの話をします。
しかし、あのドラゴンは簡単に倒せる相手ではありません。
ヒックはストイックに行かないでほしいと言いますが、拒否し
あのドラゴンがいるところに沢山のバイキングを引き連れて
行くことにします。
そして、トゥースを隠していたヒックに失望し、島に置いていきます。
ドラゴンの巣へ向かうバイキングたち
ストイックはゲップにヒックたちの子守を任せます。
そして、ヒックから聞いた巨大なドラゴンのいるドラゴンの巣に向かいます。
そして、巣に近づいたバイキングたちでしたが、
太刀打ちできません。
すると、ヒックやアスティたちがドラゴンに乗ってやってきます。
ヒックはトゥースと一緒にこれまでのドラゴンの知識を活かし、
巨大ドラゴンと戦います。
激闘の末、ヒックは海に落ちそうになり気を失います。
ラスト
目が覚めるとヒックは島にいました。
そばにトゥースがいます。
あの戦いでヒック達は巨大ドラゴンに勝つことができたのです。
しかし、残念ながら戦いの影響で、ヒックの左足は無くなっていました。
それだけではありません。島の住人がドラゴンに乗って飛んでいたのです。
今まで敵とみなしていたドラゴンを
相棒として一緒に空を飛ぶようになったのです。
ヒックが思い描いた理想です。
こうして、バーク島はドラゴンと共生し、
ヒックは新たに義足をつけてトゥースと一緒に空を飛んでゆくのです。
「ヒックとドラゴン」の感想
トゥースの顔やしぐさが誰かに似てる?
「ヒックとドラゴン」の中で一番目立つドラゴンが
ヒックの相棒であるナイトフューリーのトゥースですが
顔やしぐさが何となく誰かに似ているような気がします。
何だろう?と思うと、トゥースってスティッチに似てるのかなと思いました。
監督が「リロアンドスティッチ」の監督なので関連している可能性はありますね。
目の形が何となく似てる気がする。
身近に例えるなら、害鳥からペットとして捉えるようになったという映画
この映画は、今まで餌をあさって害悪となる存在であったドラゴンが
ラストで人間と共生していくという映画です。
これを身近に例えるなら
ごみをあさって、ゴミ袋を壊したり、
たまに目が合った人に襲ってくる(望月は襲われたことはないが、カラスとは目を合わせるなって教えられました。)カラスが
ペットとして懐くようになる
とか
そこら中に糞をして臭いなどの問題を生み出す鳩が
飼いならして伝書鳩として人間の役に立ったりする
そんな害になる鳥がペットや人の役に立つものになっていくといった
ことなんだと思います。
「お前さんのやり方があるさ」
ヒックは物語の最初、自分も父親のように
ドラゴンを倒せるようになりたいと思います。
しかし、なかなか上手く行きません。
落ち込むヒックに、鍛冶の師匠であるゲップに
「お前さんにはお前さんのやり方がある」と言い、
励ますシーンがあります。
その通りです。
みんながみんな同じことをしても、みんな上手く行くとは限らないのです。
才能やセンスは人によって違いますからね。
だから、別の方法で強くなればいいのです。
ヒックは鍛冶で培われたモノづくりの才能とトゥースという相棒によって
新しい強さを手にし、最終的にみんなついてきてくれたのです。
初めは苦労するかもしれませんが、皆に認められれば支持してくれます。
まとめ
「ヒックとドラゴン」は
- 冒険ものやドラゴンが好きな人におすすめ
- 子どもも大人も楽しめる
- バイキングのいる島が舞台で、ドラゴンが襲撃しにくる
- 一人の少年と、一匹のドラゴンの出会いによって大きく変わる
という内容の映画であり、
身近に例えるなら害鳥がペットとして皆に愛される存在になっていくような内容でお送りしています。
また、自分なりのやり方で強さを見つけるということを教えてくれる映画です。
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