どうも、望月です。
今回は、ドリームワークスのアニメ映画「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」
についてお話します。
この映画はまとめると
- 「ヒックとドラゴン」シリーズの完結編
- ドラゴンが増えすぎてしまったバーク島を離れ、聖地へ冒険する
- 新たな悪党がトゥースを狙う
- シリーズ通じてリアルな映像美
- 主人公・ヒックとその相棒・トゥースの成長が見られる
という感じです。
「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」の基本情報
- 監督:ディーン・デュボア
- 製作:ボニー・アーノルド ブラッド・ルイス
- 音楽:ジョン・バウエル
- 出演:ジェイ・バルチェル(ヒック) アメリカ・フェレーラ(アスティ) F・マーレイ・エイブラハム(グリメル)
「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」のあらすじ
ドラゴンが増えすぎたバーク島
前作で亡くなった父・ストイックに代わり
バーク島の長となったヒックは
相棒のドラゴン・トゥースとバイキングの仲間たちとともに
ドラゴンハンターからドラゴンを救出していました。
今もなお、ドラゴンハントは続いており、捕まり不当に扱われているドラゴンたちを
ヒック達は救っています。
そして、救出したドラゴンたちをバーク島に連れ帰っていましたが、
ドラゴンが増えすぎて問題になっていました。
相棒のトゥースは前作でドラゴンたちの王となり
ドラゴンたちを統制するものの数が多いことや子どもドラゴンもいて
面倒見切れない状態です。
ヒックは以前、父・ストイックからドラゴンの聖地があることを幼いころ聞いていました。
新たな悪党・グリメル
その頃、グリメルという今回の悪党であるドラゴンハンターが
伝説のドラゴン・ナイト・フューリーであるトゥースを捕まえようとしていました。
その夜、トゥースは何かに気づき、森の中に入っていきます。
ヒックと彼の恋人で同じくバイキングのアスティはトゥースについて行きます。
その先には、トゥースに似た白色のドラゴンがいました。
アスティはそのドラゴンをライト・フューリーと名づけます。
トゥースはライト・フューリーと仲良くなりたくて近づきます。
ライト・フューリーもトゥースに気が付くのですが、後ろにいたヒックたちに気づくとヒックたちに攻撃してきました。
ヒックたちはそれを交わしますが、ライト・フューリーは空へ飛び去ってしまいます。
トゥースは追いかけようとしますが、しっぽのケガのせいで上手く飛べず見失ってしまいました。
それから、トゥースはやきもきしています。
ライト・フューリーに恋しているようです。
それを見かねたヒックはトゥースを連れて森に行き、ライト・フューリーを探します。
すると、そこには罠が仕掛けられていたのです。
幸い、間一髪で逃れることができました。
グリメルの襲来と聖地を目指す決意
その夜、グリメルがバーク島に来ました。
ヒックはやってきたグリメルを説得しようとしますが、
グリメルはそばにいたトゥースに睡眠薬を打ちます。
トゥースが眠ってしまうと、他のドラゴンたちは力を発揮できません。
そして、グリメルが飼っている悪いドラゴンたちが炎を吐き
島を燃やしていき、大惨事となります。
グリメルは去っていきました。
何とか火は消え、島の皆は無事でしたが、ヒックはここにいてはドラゴンたちが狙われるのは時間の問題だと思い、
かつてストイックから聞いたドラゴンの聖地を探すことに決めます。
そして、島の皆にそれを提案し、皆を引き連れてバーク島を離れて冒険することになったのです。
恋をするトゥースと近づいてくる危機
冒険の途中でライト・フューリーに遭遇し、トゥースの心は浮つきます。
それと同時に島の皆が冒険に疲れ切っていました。
途中で辿り着いた島にいったん、休憩する島民たちでしたが
割と居心地がよく、新たな拠点になりつつあります。
ヒックの母のヴァルカはグリメルの偵察に行くと言い、後で合流することになりました。
トゥースは遭遇したライト・フューリーに気に入ってもらおうと
頑張ってみますが、空回りして上手く行きません。
そこで、ヒックは一人で上手く飛べるように人工のしっぽを作って、トゥースにつけます。
トゥースは上手く飛べるようになり、ライト・フューリーと一緒に空を飛び回ります。
そして、彼らは聖地の入り口と思われる滝の中に入ってしばらく戻りませんでした。
そして、敵の偵察に行っていたヴァルカがヒックたちと合流しました。
どうやら、敵の艦隊が迫っているようです。
ヴァルカとその相棒のドラゴンはグリメルの飼っているドラゴンたちに襲われたが、
何とか逃げてきました。
まだトゥースが戻ってこないのを心配したヒックはグリメルのアジトに乗り込み
捕まえようと提案します。
グリメルを止めるヒックたちと聖地の発見
そして、ヒックとアスティ、同じくバイキングのスノット、フィッシュ、タフ、ラフで
グリメルのアジトに侵入しますが、
行動を読まれていたのかヒックたちはグリメルに捕まってしまいます。
ヒックたちはグリメルの飼っているデスグリッパーから間一髪逃れ、島に戻ります。
しかし、ラフだけが逃げ遅れて捕まったままです。
ヒックはラフを助けようとしましたが、まだトゥースが戻ってきていなかったので
アスティと一緒にアスティの相棒のストームフライに乗って探すことにしました。
一方で、おしゃべりなラフは、作戦を立てているグリメルにずっと喋っていて
グリメルは気が散っていました。
そして、「うるさいから出て行ってくれ」と追い返しました。
ヒックとアスティは海の真ん中に巨大な滝を見つけ
その中に入っていきました。
そこは、ヒックが目指していたドラゴンの聖地だったのです。
自然溢れる場所でドラゴンたちが飛び回っており、そして、崖の上から
王となるドラゴンがやってくるのです。
それが、トゥースでした。
トゥースはライト・フューリーと結ばれ、聖地の主となりました。
ドラゴンたちはトゥースを見ると、敬意の意をこめてお辞儀しました。
それを見ていたヒックとアスティはそこにいた巨大なドラゴンに見つかり、
襲われそうになりました。
2人はトゥースとストームフライに助けられ、島に戻りました。
今後の生き方とまたやってくる危機
ヒックは考えていました。トゥースと離れた方がいいかもしれないと。
島に戻り、ヒックはトゥースに
「お前は聖地で暮らして別れた方がいいかもしれない。」と言います。
しかし、後ろからライト・フューリーがついてきていました。
「別れなくてもいいかもしれないな。」とヒックは言いました。
そのころ、追い出されたラフも戻ってきました。
アスティが「後ろから追ってきてないか確認した?」というと
ラフは「ラフは後ろを振り返らない」と言いました。
そして、後ろから追ってきたグリメルが来ました。
グリメルはトゥースとライト・フューリーを捕まえ、トゥースがさらわれるのと同時に
他のドラゴンもついて行く形でさらわれてしまいました。
ドラゴンがすべていなくなり、ヒックは「ドラゴンがいなきゃ何もできない」と落ち込みます。
しかし、アスティがヒックに「今の状況はドラゴンが相棒になる前のバーク島と同じ状態よ。」
と言います。そして
「私たちはトゥースのいるあなたじゃなくて、奇想天外な発想で世界を変えようとするあなたについてきたの。」
とヒックを鼓舞します。
そして、ヒックは立ち直り、ドラゴンを取り戻そうと思い立ちます。
ラスト
ヒックはフライングスーツでグリメルの船に乗り込み
アスティ、スノット、フィッシュ、タフ、ラフは
崖から飛び出し、グリメルの船に突撃します。
そして、ヒックはトゥースを解放し、トゥースがひと鳴きします。
そして、檻に入れられようとしているドラゴンたちが反撃し、戦います。
戦闘の末、グリメルは海に落ち、ヒックたちが勝ちました。
ドラゴンを取り戻すことができたのです。
ヒックはトゥースに
「自分のために生きろ」と言い、
聖地で暮らすことを促します。そして、ドラゴンたちはトゥースを先頭に
聖地へと旅立ちました。
そして、人間のみで再建したバイキングの村で
ヒックとアスティは結婚式を挙げるのでした。
そして、何年か経ち
ヒックとアスティの間に2人の子どもが生まれ、ボートで聖地に向かいます。
そこには、仲睦まじいトゥースとライト・フューリーがいました。
彼らにも子どもが生まれていました。
ヒックは自分たちの子どもと一緒にトゥースの背に乗って空を飛びました。
バイキングの村人たちはドラゴンハンターの魔の手からドラゴンを守るために
このドラゴンの聖地のことは秘密にしておくのです。
「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」の感想
恋するトゥースが可愛い
今作では、トゥースが初めて他のドラゴンに恋をします。
初めてライト・フューリーに会ってから
会っていないときでも、ずっとライト・フューリーのことを考えたり、ソワソワしていたり
好かれようとする姿は
とてもかわいいです。
愛と距離は関係ない
最後に、ヒックたちはずっと相棒で支えてもらっていたドラゴンを手放します。
それは、ドラゴンを守るためにドラゴンたちで生きていくことを選択したのです。
そして、またいずれ、時がくれば
再会するかもしれません。
離れていても愛していることは変わらない。
そんなことを感じます。
これぞ、完結
今作でドラゴンと人間が別れ、ドラゴンを守っていこうという内容でしたので
これ以上、続編はないのかなと思います。
あるとしても、前日譚かもしれないですが。
何というか、「ドラゴン、フォーエバー」という感じですね。
まとめ
「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」はこんな映画です。
- 「ヒックとドラゴン」シリーズの完結編
- ドラゴンが増えすぎてしまったバーク島を離れ、聖地へ冒険する
- 新たな悪党がトゥースを狙う
- シリーズ通じてリアルな映像美
- 主人公・ヒックとその相棒・トゥースの成長が見られる
そして、成長し別れていくんですね。
子どもの頃、親友であった2人が、大人になるにつれて恋をし、結ばれ、それぞれ家庭をもつ
まるでそんな風に思えます。
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