【母の再会と新たな敵の襲来を描く2作目】アニメ映画「ヒックとドラゴン2」のあらすじと感想

アニメ映画(洋画)

どうも、望月です。

今回は、ドリームワークスのアニメ映画「ヒックとドラゴン2」について

お話します。

この映画はまとめると

  • ヒックと相棒のドラゴン・トゥース成長物語
  • 前作から5年たったドラゴンとともに生活しているバーク島が舞台
  • 主人公の少年・ヒックが亡くなったはずの母親と再会する
  • ドラゴンを自分のものにしようとする悪党が登場
  • その悪党とヒック達は対決する

という映画です。

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「ヒックとドラゴン2」の基本情報

  • 監督:ディーン・デュボア
  • 原作:クレシッダ・コーウェル
  • 製作:ボニー・アーノルド 
  • 音楽:ジョン・バウエル
  • 出演:ジェラルド・バトラー(ヒック)、ジェイ・バルチェル(ストイック)、アメリカ・フェレーラ(アスティ)

「ヒックとドラゴン2」のあらすじ

今日もドラゴンレースが行われる

前作から5年たったバーク島

すっかり人間とドラゴンが上手く共存しているこの島では

今日もドラゴンレースが行われていました。

ドラゴンに乗ってコース中にいる羊を捕まえてかごに入れていくゲームで、

島の皆が楽しみにしている行事です。

しかし、ヒックと相棒のドラゴン・トゥースはそれに参加せず

地図に載っていない島を見つけたり、ドラゴンがいないか冒険していました。

ヒックの父でバイキングのリーダーであるストイック

ヒックがドラゴンレースに参加していないことに少し落ち込みますが、

レースでは前作で見習いバイキングだったアスティたちが参加しており

レースではアスティと彼女の相棒・ストームフライが優勝しました。

アスティはヒックの未来の嫁として認識していたストイックは喜びました。

一方、ヒックはウイングスーツを新たに作り、トゥースと並んで飛ぶことができました。

しかし、ヒックが岩場にぶつかりそうになり、トゥースが助けようとしますが

失敗し不時着してしまいます。

不時着したところはまだ知らない新しい島でした。

そこに、アスティとストームフライがやってきました。

ヒックはストイックから村長の座を継いでほしいと言われていて

本当は外にもっと出たいと思い、継ぐことに悩んでいることを

アスティに打ち明けます。

そのとき、遠くで煙が上がっていました。

ドラゴンハンターと悪党・ドラゴの存在を知ったヒック

そこに行くと、巨大な氷の砦があるのですが、壊されていました。

そのとき、ストームフライが捕まってしまいます。

捕獲したのはエレット率いるドラゴンハンターたちであり、

エレットはヒックたちを目の敵にしています。

どうやら、エレットたちはドラゴンを捕まえて

ドラゴ・ブラッドビスト率いるドラゴン軍団に納めているのですが

捕獲したドラゴンを盗まれ、砦を破壊されたそうで、

それはヒックたちの仕業だと思っているようです。

エレットたちはトゥースも捕まえようとしますが、

何とか隙をついてストームフライを逃がし、逃げていきます。

ドラゴを説得しようとするヒック

島に戻ったヒックはストイックにドラゴンハンターとドラゴのことを話したら

ストイックは島を封鎖し、皆に厳戒態勢に入るようにと指示しました。

ヒックはドラゴを説得するつもりだとストイックに話すと

奴は説得しても応じない相手だと言い、反対します。

ヒックは反対を押し切り、ドラゴを説得するために旅立つ準備をします。

アスティもそれについて行こうとします。

ヒックはあえてエレットたちに捕まり、ドラゴに会い、説得するつもりでいました。

しかし、後ろから

ストイック、彼の友人でヒックの鍛冶の師匠でもあるゲップ

見習いだったバイキング仲間のスノットフィッシュラフタフが来ました。

ストイックはヒックにドラゴのことについて話します。

ある村の長が集まる会議でドラゴンについて対策を話し始めていると

ドラゴが現れ、自分の意見に賛同しない奴は消すといって

自身の相棒のドラゴンを使い、ストイック以外の長たちを皆殺しにしました。

そのような過去があったので行くべきではないとストイックは言いますが、

ヒックはそれでも行くと言い、旅立ちました。

空を飛んでいると、ドラゴン乗りの謎の女性が現れ、

ヒックとトゥースは連れ去られてしまいます。

思いがけない再会

ヒックとトゥースは謎の女性のアジトまで連れられました。

謎の女性はヒックの口のそばにある傷を見ました。

小さい頃、ドラゴンによって作られたときの傷です。

謎の女性はヒックの母親・ヴァルカでした。

死んでいたと思っていたヴァルカが目の前にいることにヒックは驚きます。

ヴァルカはヒックが小さい頃、ドラゴンが賢く可愛い生き物であることに気づき

当時、ドラゴンを敵とみなしていたバーク島を出たのです。

ヒックは今のバーク島はドラゴンと共存していると言いますが、

信じませんでした。

ヴァルカはヒックとトゥースに自分のアジトとしている島を案内します。

そこにはたくさんのドラゴンがいます。そして、ドラゴンハンターから奪ったドラゴンもいます。

ドラゴンハンターからドラゴに献上するのを阻止していたのはヴァルカでした。

アスティたちがドラゴと接触する

一方で、ストイックとゲップはヒックとトゥースを探しに

アスティ、スノット、フィッシュ、ラフ、タフは島にいるようにと言われます。

アスティたちはじっとしていていられず、エレットを捕まえてドラゴのアジトに向かいました。

しかし、ドラゴに捕まってしまいます。

ドラゴはアジトの場所を教えたエレットを殺そうとしています。

それをアスティの相棒・ストームフライが助けました。

エレットもアスティたちを解放し、逃げます。

ドラゴはバーク島がドラゴンと共生していることを知ります。

一方で、ストイックとゲップはヴァルカの島に辿り着きます。

ストイックは妻であったヴァルカと再会し、驚きます。

ヴァルカも驚きます。お互い良い空気になります。

ヴァルカは先ほどヒックの行っていたバーク島のことをストイックの再会によって信じました。

すると、ドラゴがこの場所を突き止め、ドラゴンを奪いにきました。

逃げてきたアスティたちもきて、ヒックたちに加勢します

ワイルダービースト

ヴァルカの住処にはワイルダービーストというドラゴンがおり

そのドラゴンは他のドラゴンを服従させる力をもつドラゴンの王でした。

ドラゴもワイルダービーストを相棒にしており、互いのワイルダービーストを対決させます。

そして、ドラゴの相棒のワイルダービーストが勝ち、そこにいた全ドラゴンが

ドラゴのワイルダービーストの側につきます。

ヴァルカが狙われますが、ストイックがガードします。

そこにヒックとトゥースがドラゴを止めようとします。

トゥースがドラゴのワイルダービーストに支配されてしまい、トゥースもドラゴ側についてしまいます。

そして、トゥースはワイルダービーストの言いなりで、ヒックを襲おうとします。

トゥースはヒックに青い炎を吐きます。

ヒックの前にストイックがたち、ストイックが炎を受けて命を落としてしまいます。

ドラゴはトゥースを含め、たくさんのドラゴンをつれて、バーク島に向かいます。

ストイックが亡くなったことにヒック達は悲しみます。

それと同時にヒックは島の長になることを決意します。

ヒック達はストイックを弔い、バーク島を攻め入るドラゴンを止める方法を考えます。

ヒックが明暗を思いつきます。

セロからの立ち直り

ヒックたちはワイルダービーストの言いなりにならない赤ちゃんドラゴンに乗って

バーク島に向かいます。

バーク島に向かうとすでにドラゴが島のドラゴンを自分のものにしていました。

ヒックはトゥースをワイルダービーストから離そうとします。

その間、アスティたちがワイルダービーストとドラゴの気をそらします。

ヒックはトゥースに近づき、説得します。

ヒックの説得にトゥースはワイルダービーストの配下から抜け出すことができました。

そして、ヒックとトゥースはドラゴとワイルダービーストに向かい、戦います。

トゥースの攻撃によって、ワイルダービーストは怯み

他のドラゴンたちがトゥースにつきます。

そして、他のドラゴンたちもトゥースに加勢してワイルダービーストに攻撃します。

ラスト

すると、ワイルダービーストは降参し、

ドラゴを乗せたまま逃げていきました。

ヒックたちはドラゴに勝ったのです。

トゥースが新たにドラゴンの王となりました。

ヒックもバーク島の長となり、また平和な日常に戻り、今日もドラゴンレースをしていました。

「ヒックとドラゴン2」の感想

成長している

この映画の中で、ヒックはバーク島の長として皆を引っ張っていく存在になりましたし、

トゥースもドラゴンの王として君臨することになりました。

前作でドラゴンを倒せなくて足手まといだった少年が、

長として率いていく存在になったのがとても成長したなって感じですね。

(上から目線ですが……。)

ワイルダービーストというドラゴン

前作の巨大なドラゴンといい、今回は他のドラゴンを操るドラゴンが現れました。

良く言えば、ドラゴンたちを一つに統制できますが、

ドラゴのような悪党が相棒であると、支配してしまうといった

かなり影響を及ぼすドラゴンですね。

一人出会って、一人失う

今回、ヒックの母親・ヴァルカが登場します。

ヒックがドラゴンと仲良くなって共に生きるようになったのは

ヴァルカに似たんですね、きっと。

そして、ワイルダービーストの支配下となったトゥースが

ヒックを攻撃しようとしたときに

父親であるストイックがヒックを庇って亡くなりました。

前作でも、巨大なドラゴンとの戦いでヒックは片足を失いましたが、

今回はストイックの命が犠牲となりました。

戦いには犠牲が伴うことがこの映画の深いところですね。

最後のシーンは圧巻

ワイルダービーストとの戦いで、トゥースが攻撃していって

ワイルダービーストが怯んだ時に、他のドラゴンたちが支配が解けて

トゥースに加勢するのがとても胸を熱くしました。

他のドラゴンたちが攻撃していって、ワイルダービーストに向かって

トゥースを筆頭に一斉に吠えるシーンがあり、それがとても圧巻でした。

ここで、トゥースはドラゴンたちを引っ張っていく存在になったんだなと

しみじみ思います。

まとめ

アニメ映画「ヒックとドラゴン2」はまとめるとこんな映画です。

  • ヒックと相棒のドラゴン・トゥースの成長物語
  • 前作から5年たったドラゴンとともに生活しているバーク島が舞台
  • 主人公の少年・ヒックが亡くなったはずの母親と再会する
  • ドラゴンを自分のものにしようとする悪党が登場
  • その悪党とヒック達は対決する

そして、ドラゴンの戦いがとても胸を熱くさせ、戦いには犠牲がつきものであることを教えてくれる映画です。

最後まで見ていただきありがとうございます。

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