どうも、望月です。
今回は映画「メイズ:ランナー」の登場人物を一般的なサラリーマンにするとどういった感じになるのかを考察してみました。
ちなみに、「メイズ:ランナー」のあらすじはこちら↓↓
この映画は、少年たちが突然、迷路のある空間に送り込まれ、この迷路を攻略するという映画なんですが
この映画には、不条理に迷路に参加させられるのと同時に、そこでの少年たちの団体行動もみどころだと思ってます。
集団になると、協力したり、意見が合わずに相性が合わないなんてことはありますよね。
この映画でも、お前を信じるだとか、お前のせいでこんなことになったとか
主人公のトーマスを中心にいろいろ起こっていくのです。
ましてや、この迷路、夜になるとグリーバーという怪物が表れて殺していくことだってあるので結構サバイバルな状況です。
こういう時こそ、人の本性って出てくるんですよね。
では、それぞれの登場人物の基本的な情報とともに
サラリーマンになっていたとしたらどういう役職とかになるのかを書いていきます。
今回、この考察ではルールを設けます。それは、
- ウィケッドを巨大な親会社とする。
- 迷路の中にいるものたちは子会社の社員とする。
- 本来、映画では上下関係は特にないが(あっても、リーダーのアルビーやリーダーのニュートぐらい)、ここでは役職の違いから上下関係を持つ。
それでは、行ってみよう!
「メイズ・ランナー」の主要キャラクターと会社員に例えるなら・・・。
トーマスは革新的なアイデアで出世していく課長
今作の主人公であり、彼を中心に話が展開されていきます。
ギャリーが言うように、トーマスが来てからこの迷路は変化していきます。
まず、トーマスは迷路内でグリーバーを壁で押しつぶしてやっつけました。
今まで、そんなことをした人はいなかったのに!
で、そのグリーバーを倒したのも、
アルビーとミンホが迷路に閉じ込められそうになったのを助けるために自ら入っていったのです。
優しさと勇気がありますよね。
しかし、終盤になってくると、
この迷路は世界で蔓延しているウイルスの治療についての実験であり、
それを行っているのはウィケッドという組織。
そして、トーマスはその関係者だということが分かります。
でも、それを皆に言い、それを仲間たちは受け入れるのです。
これらの経緯からトーマスは会社員として例えるなら・・・。
親会社から転職し、革新的なアイデアで出世していく課長
だと思います。
もし、ウィケッドを親会社で、迷路の中を子会社だとするならば
トーマスは親会社から子会社に出向させられ(しかも、記憶無くした状態でね。)
そこで、今まで誰も成し遂げることができなかったこと
(グリーバーを倒したり、迷路から抜け出す方法を見つけたり)
をやり遂げます。
仲間を見捨てず、危険なところに飛び込む行為は、上司や部下に信頼を置かれる存在。
なので、トーマスは革新的な案と実行力で危険な状態を打破し、
上司や部下にも一目置かれる仕事のできる人なのではないかと考えます。
日本の男性はトーマスを見習うべきですね!
テレサはトーマスと良好なキャリアウーマンな課長
今作のヒロインであり、途中から登場する迷路内で紅一点のキャラクターです。
テレサが迷路に送り込まれ、「ここはどこ?」と声を荒げるのですが、
これはパニックになっているというのもありますが、
気が強い面もあるのではないかと思います。元々の気質がね。
そして、トーマスと打ち解け、お互いに信頼し合っていく存在となっていきます。
また、トーマス同様、テレサもウィケッドの実験に関わっていることが分かります。
それでよりトーマスとより絆を深め合っていきます。
その次の2作目や3作目にも登場しますが、結構テレサがかき回しますよー。
それについては2作目や3作目のあらすじをご覧ください。
というわけで、テレサは会社員に例えるなら・・・。
トーマスと良好な関係を保つエリートなキャリアウーマンで課長
だと思います。
テレサもトーマス同様、
危険な状況で怯むことなく果敢に迷路の中を抜け出そうとします。
また、送り込まれた後、少年たちに声を荒げるなどパニックになったとしても、
もともと気が強いのではないかと思います。
なので、テレサも親会社から出向させられますが、
男たちの社員たちに圧倒されることなく、
危険な直面でも怯まず仕事をこなしていくキャリアウーマンになっているでしょう。
アルビーは後輩に優しく目をかけてくれる子会社の社長
最初に迷路の中に送り込まれ、他の少年たちとは少し歳が離れているリーダー的存在です。
最初に送り込まれてから、次の少年が送り込まれるまで一人でサバイバルをしていました。
その迷路の世界の長という存在ですね。
トーマスに、迷路の中についていろいろ教え、最初から好意的でした。
終盤では、アルビーもこの迷路の実験に関わる関係者でトーマスに
「何で、ここに来たんだ?」と涙するシーンがありました。
すごくいい人なのに、グリーバーに襲われ、危篤状態になってしまうんですねー。
本当に悲しい・・・。
では、アルビーを会社員に例えるなら・・・。
一人で運営し、それから後輩にも優しく目をかけてくれる子会社の社長
だと思います。
迷路の中で一人奮闘し、
そして、後に送り込まれた少年たちに優しくこの迷路のことについて教えます。
映画では描写はなかったのですが、
少年たちがもっと少なかったときは仕切ってその空間を回していたと思うんですね。
今は、ニュートにそれを託しているような感じですが。
なので、優しいワンマン社長のようなイメージがあります。
ニュートは部下に優しく、中間管理職として仲間を統率する部長
トーマスが迷路の中に送り込まれたときに、
アルビーとともに迷路の中について説明してくれた好意的な人物です。
迷路の中の世界では副リーダーの存在で
アルビーに従順で少年たちを統率している存在です。
また、トーマスやテレサが本来、少年たちを送り込む側だと知ったときに
「よく話してくれた」といって、許すといった器の大きい人です。
そんなニュートは、会社員に例えるなら・・・。
部下に優しく、アルビーと少年たちとの中間管理職として仲間を統率する部長
だと思います。
社長であるアルビーの意志を受け継ぎ、
少年たちを仕切り、回していく中間管理職のような役目を担い、
トーマスとギャリーが対立しても仲裁するなど、
トーマスに対して信頼しつつ、
少年たちに何かあれば率先して動いているように思えます。
本当言うと、副社長と迷ったのですが、
トーマスたちとは距離が近いと思われるので、部長かな・・・。といったところです。
ミンホは専門スキルを持ち、トーマスに協力してくれる課長
アルビーとともに、
迷路の中では「メイズ・ランナー」という役割を持つキャラクターです。
「メイズ・ランナー」とは迷路の中に入り、脱出への道を調査する役目です。
ニュートとともにトーマスに好意的であり、協力的でもあります。
また、メイス・ランナーは足が速い者が選ばれるので、体力面でも頼りになる存在です。
そして、過去に調査したことをまとめ、迷路の模型を作り分析を行っています。
そんなミンホを会社員に例えるなら・・・。
メイズ・ランナーという専門スキルを持ち、データ調査力と分析力を持つ課長
だと思います。
メイズ・ランナーという選ばれた役割を持ち、
迷路の攻略について過去に行った調査データから分析し、
問題解決(迷路の脱出)に挑む。
そんな感じにとれます。
また、トーマスに協力的なので、
ミンホの出したデータ分析に
トーマスが画期的なアイディアを打ち出し、状況を打破する。
会社にあてはめると、そんなふうにみてとれます。
ギャリーは穏便派で、変化を求めるトーマスと対立する課長
唯一の憎まれっ子キャラで、
トーマスがこの迷路に送り込まれてからずっと対立しています。
今まで穏便にくらしていたこの世界にトーマスが来てから異変が起こり、
ギャリーがトーマスに怒るといった展開になります。
ついには、「お前のせいで何人もの少年がグリーバーに殺された」といって
何人かの仲間とともにトーマスを監禁してしまいます。
その後、ニュートたちが助けてくれるのですが・・・。
また、終盤でトーマスが先陣を切って、
迷路の脱出に挑むと決めたときも、ギャリーは頑なにここに残る!と言っていました。
少数の仲間とともに。
そんなギャリーを会社員に例えるなら・・・。
平穏を望み、変化を恐れる穏便派で、変化を求めるトーマスと対立する課長
だと思います。
彼は、トーマスが嫌いです。
なぜかというと、トーマスが来てから異変が起こったからです。
今までと変わらず、
平和に暮らしたいのにトーマスがきてからおかしなことばかり起きて、
さらに、抜け出そうと提案するので、
この安全だった場所を離れるのが嫌だったのでしょう。
穏便に済ませたいというのが映画を観てて伝わります。
まぁ、気持ちは分からなくもないですがね~。
それに、仲間を引き連れていたりするので、
ある程度ギャリーを支持する仲間もいるようです。
なので、会社員だとしたら、ある程度彼についていく仲間がおり、
変化を求めるトーマスと対立する課長なのではないかと思います。
まとめ
いかがでしょうか。
最後に、このメンバーを組織図に表してみました。
まぁ、これはあくまで僕の一個人の意見ですので、
他の人に聞くとまた違う風になるかもしれないですね。
そもそも、こんなこと考えている人いないか(笑)
ということで、最後まで読んでくれたあなた
お付き合いいただきありがとうございます。
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