【砂漠の中を駆け抜けよ!】映画「メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮」のあらすじと感想

洋画

どうも、望月です。

今回は、映画「メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮」のあらすじと感想についてです。

この映画は、ジェームズ・ダシュナーの小説が原作のSFスリラー映画です。

このシリーズは3部作になっており、今回紹介するのは2作目です。

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映画「メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮」のあらすじ

施設の裏側を知ったトーマス

トーマスは幼い頃、親と別れて、謎の組織・ウィケッドに預けられるという記憶がありました。

そして、主人公のトーマスは仲間たちと前作の巨大迷路から抜け出し、自分たちを迷路に送り込んだ謎の組織・ウィケッドによってヘリコプターでどこかに連れていかれます。

ヘリコプターが着陸すると、そこは、巨大な施設でした。

そこで、施設の責任者・ジャンソンがトーマスたちに、

  • 地球では、「フレア」というウイルスが蔓延していること
  • この場所は安全で快適な場所であること
  • トーマスたちはその「フレア」に対する耐性があること
  • この施設には、君たちのほかに別の巨大迷路から抜け出した者たちがいること。

を告げました。

トーマスたちはそこで同じく迷路を抜け出した者たちと集団生活を送ることに。

食堂で皆集まっているときに、定期的に何人かそこにいる者の名前を呼び、どこかに連れていきます。しかし、どこに連れていかれるのかは分かりません。

一方で、トーマスは同じく施設で生活していた少年・エリスと仲良くなり、密かに施設の探索をしていました。

なんと、この施設では、収容された少年たちの血液を吸い取って殺していました

おそらく、食堂で呼ばれた者たちは実験室に連れていかれたのでしょう。

そして、ジャンソンが前作で自殺したはずの女性・エヴァと連絡を取っていました。

また、エリスからライト・アームというウィケッドに対抗する勢力があることを聞きます。

トーマスは自分たちが実験室に連れていかれる前に脱出しようと

ニュート・ミンホ・フライパン・ウィンストンに声を掛けます。

そして、テレサも加えて、脱出を試みます。

ジャンソンたちに阻まれながらも、何とか脱出できました。

その先は、砂漠化した街の姿がありました。

砂漠で遭遇する新たな障壁

施設から抜け出し、ライト・アームのアジトを探すトーマスたちでしたが、この砂漠で暑くて体力を消耗していきます。

そして、廃墟を見つけ、休むため、ウィケッドから逃れるため入るのですが、

そこには、フレアに感染しゾンビ化した人間・クランクが何人もいたのです!

逃げるトーマスたちですが、ウィンストンがクランクに噛まれました。

噛まれるとフレアに感染し、クランクになってしまうのです。

何とか廃墟から出て、ウィンストンを引っ張りながらも砂漠の中を歩くのですが、ウィンストンが倒れたので一旦、休憩をとります。

ウィンストンは噛まれたところを確認しました。

ひどい状態になっていました。

ウィンストンは皆を守るため、自決することにしました。

自決したウィンストンを悲しみながら、ライト・アームのアジトを目指します。

そして、ライト・アームが潜伏していると言われる山を目指しますが、

新たな出会い

その途中で若い女性・ブレンダと初老の男性・ホルヘに出会います。

ウィケッドの追跡をかわしながら、ホルヘと待ち合わせていた・ブロンディに会い、

ブロンディの案内で、岩山を進み、ライト・アームのアジトに辿り着きます。

トーマスたちはライト・アームの幹部であるヴィンスと出会いますが、そのとき、ブレンダが倒れます。

なんと、ブレンダはクランクに噛まれていました。

ラスト

トーマスは元はウィケッドで研究員をしていたライト・アームのメンバーのメアリに自分の血液を採取してもらい、それで薬を作らせ、ブレンダに投与しました。

メアリによると、ウィケッドではフレアの治療薬を開発するためには耐性を持っている少年たちの血液を採っていて、中でも、恐怖で怯えているときに採取した血液がいいということが分かって、

それで、今の人体実験をしているのだと。

しかし、現段階では症状を軽減させることはできるが、ウイルスをやっつけて完治することはできないのだそうです。

ブレンダも、症状は軽減されるが、完治するわけではないから、定期的に薬の注射が必要だとのことでした。

トーマスは、これからどうしていくか考えていました。すると、テレサがそばに来て、自分の母親について話し始めました。

母は、フレアに感染していて、それからフレアに感染している人を救いたいと思ったこと。

そして、ごめんなさいということ・・・。

すると、空からウィケッドの輸送機がこちらにやってくるのです。

テレサは、密かにこの場所を教えていました。トーマスたちを裏切ったのです。

そして、輸送機が降りてきて、トーマスたちとジャンソンたちが攻防していくのですが、そのときにミンホを気絶させ、ウィケッドに連れていかれました。

テレサも輸送機に乗り、一緒に去っていきます。

トーマスはミンホを助け出すために、ウィケッドに潜入することを決めました。

仲間たちも賛同し、これからウィケッドとの戦いは始まっていきます。

映画「メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮」を観た感想

もうすでに、迷路出てこない

前作では、巨大な迷路と蜘蛛の怪物から逃れるためのものでしたが、今回は迷路出てきません。

なので、デスゲーム系のジャンルだと思って観たら、がっかりするかもしれません。

(前作は、デスゲームっぽい内容でした。)

逆に、劇中にクランクが出てくるので、ゾンビ映画好きであれば問題ないかも・・・。

まぁ、今作では、ライト・アームのアジトを探すために、砂漠を歩き回ることから壁のない迷路を進んでいくといった内容でした。

ゴールがアジトであり、自分たちの力になってくれる仲間を見つけるということですね。

また、序盤でトーマスが施設がどんなところなのか疑問に思ってなかったら抜け出してないでしょうし、もしかしたら、血液を大量に採られて死んでいたでしょう。

そして、話が続かなくなるでしょう(笑)

それに、最後にテレサが裏切り、ウィケッドに寝返り、ミンホが連れていかれます。

もし、テレサが裏切っていなかったら・・・。と思うとまた違った展開になるでしょう。(まぁ、劇中のところどころにトーマスに砂漠を歩く中、やっぱり元に戻ろうとか言っていたので、迷ってはいたと思うんですが裏切るフラグが立っていました。)

そういった登場人物たちのそれぞれの考えや判断というのが、運命を左右する。

それは、迷路で分かれ道になったときに、どちらを選ぶかによって行き止まりであったり、進み続けることができたりするのと似ています。

トーマスたちはそれぞれの運命の迷路に挑戦している。この映画ではそう受け取れます。

大企業の退職?

トーマスは、以前、実験をする側の人間でありましたが、前作で実験される側の人間になり、今作では、自分のいたウィケッドから抜け出していくという内容です。

何か、トーマスの起こした行動を、現実的に考えてみると大企業で酷な仕事をさせられ、耐えられなくなり無断で退職する(本当は良くないのだけれど)ように見えますね。

そして、敵会社である「ライト・アーム」に転職する・・・。

この映画は、SFで現実味のないものですが、集団での人間関係などが描かれているため、ウィケッドやライト・アームが企業であると仮定すれば(ウィケッドはもともと薬品会社だが)企業の戦いのようにも見えます。

いかがでしたか。「メイズ・ランナー」はこの荒れた地球でどう生きるか、魅力的なキャラクターたちの人間関係、巨大組織との戦い様々な側面から楽しめる映画です。

そして、次回作で完結します。

ハッピーエンドになるといいですねぇ・・・。

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