【迷路を攻略せよ!】映画「メイズ・ランナー」のあらすじと感想

洋画

こんにちは、望月です。

今回は、2014年に公開された(日本では2015年に公開された)「メイズ・ランナー」についてお話します。

「メイズ・ランナー」は、ジェームズ・ダシュナーの小説が原作の巨大で罠が仕掛けられた迷路が出てくるサバイバル映画です。

それでは、「メイズ・ランナー」のあらすじを紹介します。

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映画「メイズ・ランナー」のあらすじ

突然、送り込まれた

主人公のトーマスは、ある日エレベーターの中に入れられて、あるところに送り込まれた。

そこは、四方が高い壁で囲まれた場所であった。

そこには、トーマスと同じように送り込まれた少年たちがおり、また誰か来たというようにトーマスを見ていた。

トーマスはそのとき、自分の名前を思い出せず、何故ここに連れてこられたかも分からず、困惑していました。

ここはどんな場所?

そんなトーマスにここのリーダーであるアルビーと副リーダーであるニュートがここの世界のことについて説明します。

  • この壁の外には、巨大な迷路(メイズ)が広がっており、日が昇ると壁が動き、迷路が開かれること。
  • 日が沈むと、今度は迷路が閉じられ、間に合わないと中に取り残されること。
  • 夜に迷路の壁が動き、形が日々変わっていること。
  • また、夜になるとグリーバーという怪物が迷路内で日没までに帰れなかった者を襲うこと。
  • ここには、月に1度、少年と食料が送られてきて、今月の少年はトーマスだったこと。
  • 皆が分担して、自給自足の生活をしていること。
  • 一方で、少年たちの中から選ばれたものが迷路の中に入り、どんな構造になっているか調べ、ここから抜け出そうとしていること。

そして、この迷路探索を全うするものを、メイズ・ランナー(以下、ランナーと呼ぶ)と呼ばれていました。

トーマスが来た夜に、歓迎会として、仲間でキャンプファイヤーをするのですが、その時に自分の名前を思い出します。

仲間の一人であるギャリーは「そうか」と冷たい言葉を投げかけました。

そして、トーマスが来てから、この世界に異変が起こるようになります。

何かが変わり始める

ある日、本来は夜に迷路に残されたものを襲うはずのグリーバーが昼に仲間の一人を襲いました。

襲われた仲間はトーマスに「お前のせいだ」と襲おうとしますが、他の仲間がそれを止めます。

グリーバーに襲われると、グリーバーの毒に感染し、凶暴化し助からないのです。

幸い、トーマスには感染することはありませんでした。

しかし、感染したものは迷路に追放するしかありませんでした・・・。

ある日、ランナーのアルビーとミンホが迷路の中に入って探索しました。ところが、日没で迷路がもうすぐ閉じられるというのに、なかなか戻ってきません。

トーマス含め仲間たちは戻ってくるのを待っていたのですが、すると、奥でアルビーを担いでいるミンホの姿を見ました。

アルビーはグリーバーに襲われてしまい、何とか肩で担いでもらっていました。それで2人とも走ることができませんでした。

それを見て、トーマスが咄嗟に迷路の中に入って、助けようとしました。

すると、迷路の中に閉じ込められてしまいました。

迷路で絶体絶命!

閉じ込められた迷路の中で、迷路の壁が動き、構造を変えています。

そして、グリーバーが彼らの元に来ました。

それは、巨大な蜘蛛のような怪物で、鋭利な金属の武器がついています。

彼らは、逃げます。

トーマスとミンホは走れないアルビーがグリーバーに見つかることがないようにツルにひっかけて隠しました。

そして、2人も逃げなければならないのですが

トーマスは機転を利かせて、迷路の壁を利用し、グリーバーを押しつぶしました。

そして、朝になり彼らは迷路から戻ってきました。

仲間たちはトーマスを賞賛しました。しかし、ギャリーは認めません。

むしろ、トーマスが来たことで平穏が崩れ、疫病神だと言います。

そんな中、エレベーターが作動します。

初めて少女が送り込まれた

月に1回の作動を無視し、しかも、今度は初めて少女であるテレサが送り込まれました。

そして、彼女の手には「これで最後」というメモ。少年たちは驚愕します。

送り込まれたテレサは眠っていました。仲間たちは安全な場所に移動させました。

その頃、トーマスとミンホは昨夜潰したグリーバーから何か手掛かりになるものがないか探しました。

すると、中か発信機のような機械を見つけました。

どうやら、それは迷路の壁と連動しているようで、持っていると迷路の壁が動くのです。

つまり、これを持っていれば、迷路の外に行けるかもしれないと考えました。

2人は、戻って仲間にこのことを伝えます。しかし、ギャリーは反対でした。

すると、テレサが目を覚ましたようで、混乱し喚いていました。

謎めいた記憶

トーマスはテレサの元へ行きました。そして、トーマスを受け入れ、この世界のことをトーマスから聞きます。

そして、2人には共通して分からないことがありました。

それは、夢のような記憶です。研究所のようなところが映るのですが、それが何なのかはよく分からなかったのです。

また、何故かテレサは、注射器を持っていました。

その注射器には、「WCKD」というこの世界の所々で見られる文字が書かれていました。

何だろうとなりましたが、一か八か感染したアルビーに打ってみることにしました。

「何故ここにきたんだ?」

すると、アルビーは「お前を見た。トーマス、何故ここに来たんだ?」と言って、泣き始めました。

そんな中、なんと夜になっても迷路は閉じることなく、グリーバーが仲間たちの生活の場へと侵入してきたのです。

仲間たちがグリーバーに襲われ、絶望的な状況に・・・。

トーマスたちもグリーバーから逃げます。

そして、仲間の一人・チャックがグリーバーに襲われそうになりますが、アルビーがかばい、グリーバーの餌食にされます。

「皆のことを頼む」とトーマスに告げて・・・。

ギャリーは「お前のせいでこの世界はおかしくなり、沢山の仲間がグリーバーに殺された。」といい、グリーバーの生け贄にするために牢に入れます。

と同時に、トーマスは彼を支持した仲間たちにずっと分からなかった記憶について思い出したことを話します。

自分とテレサは送り込む側の人間であったことです。

ニュートやチャックたちは彼の正義感や行動力から、彼のことを信じ、一緒に迷路から抜け出すことにします。

生贄

翌朝、ギャリーによってトーマスとテレサはグリーバーの生け贄にされそうになります。

が、ニュートたちが助けてくれ、迷路を抜ける準備にとりかかります。

グリーバーに対抗するよう武器を持ち、迷路の入り口の前に立ちます。

そして、多くの仲間が迷路からの脱出に賛同します。

一方、ギャリー率いる少数派の仲間はこのまま生活の場に残ることを選びます。

ついに、トーマスたちは迷路の中に入り、脱出しようとします。

途中でグリーバーと戦い、何人もの仲間が殺されていきます。

また、トーマスが迷路の壁が動き挟まれそうになることも・・・。

そして、残った仲間でついに、出口のドアを見つけ、扉を開けます。

その先に見たもの

その先は、トーマスとテレサの記憶の中にあった研究所らしきところでした。

何がどうなっているか分からないトーマスたちは、その場所をうろうろしますが、トーマスがあるビデオレターを見つけます。

そのビデオレターはエヴァという中年の女性が迷路を脱出できた者に対するメッセージでした。エヴァは以下のことを伝えました。

  • 今、地球は荒廃し、「フレア」という謎のウイルスに脅かされていること
  • それに、感染しないのはあなたたち少年であること
  • この迷路は、どうやったら感染しないのかを試す実験で、あなたたちは実験体であったこと

そして、カメラの後ろではなぜか銃撃戦が繰り広げられており、もう終わりの雰囲気でした。

エヴァは伝え終わると、拳銃を自分の頭に打ち自殺しました。

この唐突な終わりを見た後、なんと、残ると言っていたギャリーがいました。

ラスト

「お前さえいなければ・・・。」とギャリーはグリーバーに襲われ、凶暴になりそうな状態でした。

そして、拳銃を持ちトーマスを殺そうとします。

すると、チャックがトーマスを庇い、打たれました。

そして、ミンホが持っていた槍を投げ、ギャリーを刺します。

チャックは倒れ、トーマスは必死に呼びかけますが、もう死んでいました。

すると、突然、ライフル銃を持った軍人のような人たちが、トーマスたちを連行し、ヘリコプターに乗せます。

この状況が読み込めないトーマスたちでしたが、上空から巨大な迷路を目にして、どこかに連れていかれます。

一方、自殺したはずのエヴァがどうやら、生きていたようでどこかの会議室で

「実験は第2段階に入った。」とほくそ笑んでいました。

映画「メイズ・ランナー」を観た感想

ギャリー、嫌いだわぁ・・・。

少年たちの中で一際、嫌悪感を感じるキャラクター・ギャリー

彼は最初から、トーマスをよく思っておらず、グリーバーの生け贄にしようとしたりとひどい扱いをします。

僕は観ていて、「うわ~、嫌いだなぁ。」と思いました。

でも、今までの平穏を変えない、変えたくないという気持ちは分かります。

きっと、彼は伝統を重んじるようなタイプなのでしょうね。

最後には、ミンホにやられるのでスカッとはしました。

ミンホの活躍

ミンホの活躍も、この映画の見どころではないでしょうか。

アジア系の顔をされているので、日本人の僕からすると何というか親しみを感じるというか・・・。

洋画って、アジア系の人って端の役が多いイメージですが、主要キャラに入っているのは珍しいような気がします。

調べてみると、原作者の親戚に韓国人の男性がおり、彼の名が「ミンホ」なんだそうです。

それで、主要キャラにアジア系の人物が入っているんですね。

ちなみに、ミンホを演じているのはキー・ホン・リーさんという韓国系のアメリカ人俳優です。

巨大な迷路

何といってもこの映画の肝である迷路はただただすごいですね!

巨大で壁が動いて構造も変わり、蜘蛛の怪物付きですから、無理ゲーですね!

それで、トーマスたちは脱出成功したのですから、超勇者ですよね!!

いかがでしたか。

結構スリリングな映画でハラハラドキドキさせる映画なんですが、

自分がこのメイズに入ったらどう行動するか

考えながら観てみるのも面白いかもしれないですね。

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