映画「何者」の簡単なあらすじとサウンドトラックを解説

邦画

どうも、望月です。

今回は、映画「何者」のネタバレのないあらすじと音楽について

お話します。

「何者」は2016年に公開された

朝井リョウ原作の就活を軸にした学生たちを描いた映画です。

原作の小説は直木賞を受賞しています。

僕は、学生の頃、就活が始まる直前のこれから始まるぞ!

っていうときに観たので、本当に観たときは

登場人物たちと同じ境遇で結構刺さる内容でした。

では、まず簡単なあらすじから参ります。

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映画「何者」の簡単なあらすじ

大学生の二宮拓人はこれから始まる就活を控える中、

アパートで一緒に同居している同じく大学生の神谷光太郎のバンドの

引退ライブに来ていました。

拓人と光太郎は同じ大学の社会学部です。

光太郎は就活に臨むため、バンド活動をやめるつもりです。

そこには、留学で帰ってきた田名部瑞月がいました。

拓人は、入学してから瑞月のことが好きでしたが、

何も行動を起こせず、瑞月は光太郎と付き合ってしまいます。

そして、留学に行ってしまいます。

留学から帰ると、瑞月も就活に臨んでいました。

久しぶりの再会に光太郎は喜びますが、拓人はどことなく困惑していました。

それから、光太郎は今まで金髪だったのを黒髪にし、就活モードに入ります。

ある日、拓人と光太郎が住む部屋に瑞月が来ます。

瑞月は同じアパートの上の階に住んでいる友人の小早川里香

2人に紹介したいと思い、2人の部屋に来たのです。

そして、瑞月は2人を里香に会わせました。

里香は拓人たちの大学の外国語学部に所属していて、

瑞月と同じく留学から帰ったのをきっかけに就活を始めようとしていました。

里香の部屋にプリンターがあり、拓人がちょくちょくプリンターを借りにきてもいいかと

里香に聞くと、里香はここをみんなの就活対策本部にしようと提案します。

拓人たちはそれに賛成し、今後、情報交換のために

里香の部屋に集まることになります。

里香の部屋で集まっていると、里香の彼氏である宮本隆良が帰ってきます。

隆良は里香と同棲していました。

隆良は就活に対して批判的で、これからは「個」の時代と主張します。

その隆良をよそに、就活の情報交換を続け、お互いを高め合っていきます。

やがて就活が解禁され、それぞれ動き出します。

その結果、対策本部のメンバーで最初に瑞月が内定をもらいました。

しかし、それを期に対策本部のメンバーの間に微妙な空気が漂い始めます。

また、拓人には皆には秘密にしていることがありました。

というお話です。

映画「何者」の主題歌は中田ヤスタカの「NANIMONO feat 米津玄師」

「何者」の主題歌は中田ヤスタカ(CAPSULE)が米津玄師と組んだ

「NANIMONO feat 米津玄師」です。

最初に重いピアノの音から始まり、就活の不安を表しているように思います。

それから徐々にダンサブルになっていくんですが、

これは、就活によって心が揺れ動くことで、就活というものに拓人たちが

踊らされているのを表現しているように僕は捉えています。

まぁ、人生に関わる大きなイベントですから、揺れ動きますよね。

作詞は米津玄師で、就活に挑む学生の気持ちを表現しています。

特に、印象的なのは2番サビの最後の

「下手くそでも向かえ 遠く向こうへ」

これは、面接などで上手く自分のことが言えない。下手くそであっても

くじけず挑戦し、前を見ていくというような内容だと思っていて、

就活生に対するエールにも思えますね。

映画「何者」のサウンドトラック

サウンドトラックの詳しい情報はこちら

「何者」の音楽は主題歌同様、中田ヤスタカが担当しています。

テクノポップを作曲しているイメージが強いですが、

サウンドトラックではピアノをメインにした曲が多く、

しっとりとしつつ、登場人物たちの就活に対する不安や期待が入り混じったような

複雑な気持ちが表現されていると僕は思います。

いかがでしたか

「何者」は本当に就活生が共感するような刺さる内容の映画です。

なので、就活を控えている学生や、就活中の学生にも観るのをおすすめします。

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