【ネット社会の闇が彼らを追い詰める!】映画「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」のあらすじと感想

洋画

どうも、望月です。

今回は、映画「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」についてお話します。

映画「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」はまとめると

  • NERVE(ナーヴ)という架空のネット上でのゲームが登場するサスペンス映画
  • ネット上での「みんなから注目されるならどんなことでもする」「匿名であればどんなひどいことを書き込んでもいい」という今のネット社会の闇を描いています。
  • なのでネットリテラシーの教育になると思います。
  • ジャンルはサスペンスだが、血しぶきが飛ぶというようなグロシーンはないです。
  • ミッションは命の危険にかかわる内容が出てきますが、誰も死にませんので安心してください。
  • 主人公のヴィーがナーヴに参加し、ミッションで出会ったイアンと一緒にミッションをすることになるがミッションは過激になる。
  • 果たして、ヴィーの運命はいかに!?

という映画です。

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映画「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」の基本情報

  • 監督:ヘンリー・ジュースト アリエル・シュルマン
  • 原作:ジーン・ライアン
  • 製作:アリソン・シェアマー アンソニー・カタガス
  • 音楽:ロブ・シモンセン
  • 出演:エマ・ロバーツ(ヴィー) デイヴ・フランコ(イアン)
  •   :エミリー・ミード(シドニー) マイルズ・ハイザー(トミー)

映画「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」のあらすじ

始まりは友達がハマっていた

女子高生のヴィーは好きな男の子に告白できないほど引っ込み思案な性格でした。

彼女には、シドニーという学校で人気者の友達がおり、「NERVE(ナーヴ)」というゲームにはまっていました。

ナーヴはスマホやパソコンを通じて行われるゲームで

最初に、ミッションを与えてそれを見ている側とミッションをやる側を選び、

与える側が考えたミッションをやる側が遂行すると賞金がもらえるというものでした。

賞金はミッションに応じて変動し、やる側の銀行口座に振り込まれます。

ヴィーは最初、ナーヴに興味なかったのですが、

好きな男の子に間接的にフラれてしまい、勢いでナーヴを始めてしまうのです。

最初のミッション

ヴィーに最初に与えられたミッションはレストランで知らない男と5秒間キスをしろというミッション。

そこで、ヴィーは勇気を出して、

自分の斜め前に座っていたイアンにキスをします。

イアンは驚きました。

それでも、ヴィーはキスをして賞金を得ることができました。

イアンもナーヴのミッションをやる側の人で、キスの後にヴィーに届いたミッションは、

イアンと一緒にミッションを遂行するものでした。

「視聴者は僕と君でミッションをするのが見たいようだ」といい、

ヴィーはイアンと手を組み、様々なミッションを遂行していきます。

一方で、ヴィーの男友達のトミーはイアンは何か怪しいと疑い、素性を調べます。

ここから先はネタバレがあります。その先を知りたくないという方は注意してください!

人気と金を得る2人

ヴィーとイアンはミッションを遂行するごとに賞金を稼ぎ、ネット上で人気者になっていきました。

しかし、ミッションはどんどん過激なものとなり、命の危険につながるミッションをするよう求められます。

その頃、友人のシドニーをはじめ、ミッションがどんどん過激になり、ゲームを棄権し脱落する人が増えてきました。

ヴィーは怖くなり、警察に通報しようとしますが、イアンは「警察にはいかない方がいい。」と言います。

それでも、イアンを振り切り、警察に行こうとすると

ヴィーの口座にはお金がすべて没収されてしまったのと、

タイというイアンと面識のある男に捕まってしまいます。

ナーヴの真実

捕まったヴィーは知らない人からテレビモニターで言われました。

「ナーヴから抜け出したいなら、イアンと決勝戦に行け」

ヴィーは拘束が解け、イアンから事の経緯を聞きます。

過去にイアンとタイはナーヴのことを警察に通報しようとしたところ個人情報をすべて取られ

ナーヴに従わなければならない状況になったことを。

実は、ナーヴにはミッションを与える側とミッションをする側のほかにもう一つ役割がありました。

それはイアンのような「奴隷」でした。

ヴィーはナーヴを止めようとシドニーとトミーに協力してもらいます。

ラスト

そして、ヴィーとイアンは決勝戦の舞台へ行きます。決勝戦は2人が事前に持たされていた銃でどちらかが撃てというものでした。

その頃、トミーはナーヴをハッキングし、プログラムを書き換えようとします。

ヴィーとイアンは撃つのをためらいます。

すると、そこにタイがやってきて「俺が挑戦する」と言います。

そして、決勝戦を見ている人たちに撃つか撃たないかを投票させます。

そして、撃つが半数以上になったため、タイはヴィーに銃を向けて撃ちます。

しかし、弾は入っておらず、音だけが響き、ヴィーにダメージはありませんでした。

その隙に、トミーはハッキングに成功し、プログラムを変更させ

ナーヴで撃つを選んだ人の個人情報が晒されます。

マズいと思った視聴者はナーヴから離れ、だんだんナーヴは弱体化し、ついに消滅しました。

ヴィーはまた平穏な生活に戻ることができました。

という内容です。

映画「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」のネタバレありの感想

ナーヴのミッション

この映画では、ナーヴという若者に人気のゲームサイトが出てきます。

ミッション考える側とミッションやる側に分かれるというものですが、

ミッションが次第に過激になってくるんですよね。

そりゃ、ミッション考える側は自分でミッションしないし匿名なので言いたい放題ですよね。

考える側っていじめっ子気質なんだと思いますが、自分にデメリットがないというところから助長させてしまうのかなとも思いました。

何か、環境が人を酷くさせるというか…。

日本にもしナーヴがあったら

映画を見て、日本にナーヴがあったらどうなるんだろうって思いました。

日本人って陰湿だからもっと陰湿なミッションしそうだなと思います

財布をバレないように盗めとか

あと、あいつを殺せとかいって、特定の人を殺すようにミッションさせそうな気もします。

殺しのミッションは引き受けるのサイコパスしかいないと思いますが、

バレないように犯罪しろってミッションは何か迷惑系YouTuberがやりそうで社会問題になりそうですね。こわいこわい……。

警察どうなってんの

あんなことになってんのに警察が何故介入しないのか不思議な映画ですね。

あんな問題サイト、警察のサイバー対策係みたいなところとか黙ってないでしょ。

ただ、直接手を下しているわけじゃないので罪になるか怪しいんですよね。

だって、ミッションを与えてるだけで実行してるのはミッションやる側自身だから。

途中離脱はできないって言うシーンは強制なので恐喝にあたるような気もしますが、誰が仕組んだか描写はなかったので、特定できないですね。

何の罪になるか、もしくは罪に問われるかが微妙なところですし、警察が介入できないものだったのか、あるいは、何も気づいていない無能だったのか、あるいはナーヴと警察繋がってたとか…。

ナーヴの弱点は今の世の中に通ずるもの

最後に、ナーヴに関わっていた人が社会に晒されることによって、ナーヴはなくなっていきます。

特定されてしまったらもう悪いことはできない。

世間に悪いことに関わっていたと晒されたら社会的に抹殺されますからね。

みんな、特定されるのを恐れています。

ネットいじめとかいじめてる奴が特定されれば解決できますからね。

匿名だからって好き勝手言うとか卑怯だと思いません?

映画「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」のまとめ

いかがでしたか

映画「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」は現代のネットでの闇を描いた作品です。

冒頭で、ネットリテラシーの題材になると書きましたが、教育用としては過激なのかな(笑)

まぁ、ただこんなことは実際にも起こり得そうでそういう意味でも怖い映画だなって思いました。

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