【フワフワの動物が観たい!という子どもと大人におすすめ】映画「ペット2」のあらすじと感想

アニメ映画(洋画)

どうも、望月です。

今回はアニメ映画「ペット2」についてお話します。

「ペット2」はまとめると

  • ミニオンズなどの映画を製作しているイルミネーション作品です。
  • ペットたちの冒険と飼い主との関係を描いた2019年公開の映画です。
  • 3つの話が同時進行しています。
  • 各所に名作映画のオマージュがあり、映画好きの大人も楽しめます。

という映画です。

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「ペット2」の基本情報

  • 監督:クリス・ルノー
  • 脚本:ブライアン・リンチ
  • 製作:クリス・メレダンドリ ジャネット・ヒーリー
  • 音楽:アレクサンドル・デスプラ
  • 出演:パットン・オズワルト(マックス)
  •    エリック・ストーンストリート(デューク)
  •    ジェニー・スレイト(ギジェット)
  •    ケヴィン・ハート(スノーボール)
  •    ティファニー・ハディッシュ(デイジー)
  •    ハリソン・フォード(ルースター) 他

「ペット2」のあらすじ

リアムの面倒を見るマックス

ケイティの飼い犬で小型犬のマックスは子どもという存在を嫌っていました。

ペットを乱暴に扱うからです。

そんな中、飼い主のケイティがチャックという優しい男性と出会い結婚し、男の子・リアムが産まれます。

赤ちゃんの頃のリアムはマックスと相棒の大型犬・デュークに少し乱暴に扱っていたところはありましたが、

成長すると、マックスたちの真似をしたり、「大好き」といってくれたりなどいい子になっていきました。

マックスはそんなリアムを危険な目に遭わないように守りたいと思うようになり、やや過剰に心配するようになりました。

しかし、リアムはまだ小さい男の子なのでいきなり走り出したりしてしまい、

危険な目に遭いそうになるリアムにマックスはいつもハラハラすることでストレスを感じ、体をかくようになります。

ある日に、ケイティが久しぶりにマックスを散歩に連れてってくれました。

が、連れて行った先は動物病院で、そこでエリザベスカラーをつけられてしまいます。

(犬が体をかかないようにするために顔につける輪っかのこと)

ある日、マックスとデュークはケイティたちとチャックの叔父さんの家に旅行することになりました。

マックスは、同じくアパートに住んでいる友人のポメラニアンであるギジェット

お気に入りのおもちゃのボールを預けました。

マックスのボールを見るギジェット

ギジェットはマックスに恋をしています。

預かったボールを自分たちの子どもとして扱い、妄想にふけっていました。

しかし、うっかりアパートの下の階の部屋に落としてしまいます。

その部屋に住んでいるのは沢山の猫を飼っているおばあさんの部屋でした。

あそこからボールを取り返すには猫として侵入しなければならないと思い、

ギジェットは同じマンションに住む友人である猫のクロエに猫になる方法を教えてと頼み、猫になるためのトレーニングをします。

スーパーヒーローを夢見るスノーボール

一方、その頃、同じくアパートで飼われているペットのウサギ・スノーボール

飼い主の少女・モリーにスーパーヒーローの格好を着させられ、

自分を本当にスーパーヒーローだと思っていました。

そんなとき、スノボールの元にシーズーのデイジーが囚われているホワイトタイガーの赤ちゃんのフーを助けてほしいと依頼に来ます。

デイジーによると、フーは悪徳サーカスの団長であるセルゲイに捕らえられていて、かわいそうだとのこと。

乗り気なスノーボールはデイジーと共にフーを助けに行きます。

農場へ行くマックスとデューク

マックスたちはケイティたちと一緒に、チャックの叔父さんの家に行くのですが、

そこは、農場で牛や羊がたくさんいる、自然溢れる場所でした。

そこでは、牧羊犬のルースターがこの農場を取り仕切っていました。

ギジェットの試練

猫になるトレーニングのおかげで身も心も猫になりきれた(作り物のしっぽと耳をつけて)ギジェットは

沢山の猫のいる部屋に入ります。

そして、友人のモルモットのノーマンと一緒にボールを取り返しに行きます。

ギジェットとノーマンはヒヤヒヤしましたが、そこで猫たちと打ち解けることができ、ボールを取り返すことに成功します。

スノーボールの試練

サーカスに侵入したスノーボールとデイジーはフーが入っているケージを見つけます。

しかし、そこにはセルゲイの手下である狼たちが邪魔をしていました。

スノーボールは多少怖がりながらも、デイジーが果敢に行き、

狼たちと格闘し、フーを解放することに成功します。

スノーボールとデイジーはフーをスノーボールの住処に連れていきます。

マックスの試練

マックスは農場で気が休まらないでいました。リアムが危険な目に遭ってしまったらどうしようと心配していました。

デュークは「心配しすぎなんじゃないか」と言いますが、それでもマックスは気が休まらないでいました。

そして、無愛想で怖がりなマックスを馬鹿にするルースターにマックスは嫌いになっていました。

ある日、農場で飼われている赤ちゃん羊がマックスのせいで脱走し、崖の方に行って、落ちそうになっているのをマックスとルースターは目撃しました。

しかし、赤ちゃん羊は落ちそうになっていることに気づいていません。

ルースターはマックスに助けてやるように言います。

しかし、マックスは助けっこないと怖気づきます。

しかし、ルースターは「世界はそれほど怖がらなくてもいい」と教えます。

マックスは勇気を出して、恐る恐る赤ちゃん羊のもとへ近づきます。

そして、マックスは赤ちゃん羊を助け出すことができました。この経験でマックスは自身がつき、

世界を怖がらないようになり、ルースターと仲良くなっていきました。

そんな中、旅行も終わり、ケイティのマンションに帰ることになったマックスとデューク

ルースターにお別れを告げ、ケイティの車に乗り、帰りました。

ラスト

夜になり、リアムと一緒に寝るマックス

しかし、そこにはスノーボールとデイジーとスノーボールが連れて帰ったフーがクローゼットから姿を現しました。

それに気づいたマックスはリアムが驚くから、出て行ってもらうようにスノーボールに言います。

そして、スノーボールとデイジーとフーは出ていきますが、そのとき、フーを探していたセルゲイに見つかり、

フーは一緒にいたデイジーとともに捕まってしまいました。

セルゲイはサーカスの列車にフーとデイジーを連れ込みます。

マックスたちはギジェットなどの力を借りて、チームで助けに行きます。

格闘ののち、フーを助け出すことに成功し、フーは猫屋敷の飼い主であるおばあさんに飼われることになりました。

そして、ペットたちはそれぞれの部屋に戻りました。

ある日、スノーボールは飼い主のモリ―に女の子の格好をさせられました。

スノーボールはすぐ気に入りました。

「ペット2」の感想

3つの話がベースになっている

「ペット2」では

世界を怖がっていたのが、ある経験で変化していくマックスの成長物語

マックスから預かったボールを取り返すギジェットのボール取り返し劇

ヒーローに憧れているスノーボールの救出劇

の3つの物語が同時進行しています。

そして、終盤はスノーボールの救出劇をベースにそれぞれの物語が作用しあって一つになっています。

その代わり、マックスの相棒の大型犬であるデュークの存在が薄くなっているような気はしますが、

前作の「ペット」でマックスといろいろ冒険しているので、今回はあくまでサブなのかもしれないですね。

終盤のマックスが凛々しくてかっこいい

終盤のマックスが農場での成功体験で自信をもち、フーを助けるときには凛々しくなっていて

かっこいいなという印象を与えます。

普段、マックスは優しくて明るい子という感じなんですが、

フーの救出に果敢に行くところはやるときはやるというかっこよさがあって、ギャップだな~って思います。

そりゃ、ギジェットも好きになるわな。

名作映画を思わせる?

「ペット2」には各所に名作映画を思わせるシーンがあります。

例えば、動物病院に連れてこられたマックスが出会ったペットの中に2匹の双子の猫が陰気に立っているシーンがあります。

これは、「シャイニング」に出てくる双子の女の子の亡霊を思わせます。

そして、フーの救出のために猫屋敷のおばあさんと猫たちを引き連れていくギジェットが歩く様は

「アルマゲドン」の隊員が宇宙に出撃するために歩くシーンを思わせます。

そういう意味では、ペットは子どもだけでなく映画が好きな大人も楽しめるでしょう。

「ペット2」のまとめ

「ペット2」は飼い主の知らないペットたちの冒険と成長を描いた作品です。

例えるならば、「トイ・ストーリ―」のペット版(?)と言えるかもしれません。

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